不動産評価Webサイト「TAS-MAP」を運営する株式会社タスは、「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2022年1月」を発表した。
トピックスとして「東京23区の30代人口流出が増加したのはなぜか」と「東京23区の単身者向け賃貸住宅の空室率に回復の兆し」を掲載。また賃貸住宅指標は2021年11月期の空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率、賃料指数)を掲載している。
◎詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2022年1月」
(1)東京23区の30代人口流出が増加したのはなぜか
直近の東京23区の平均物件価格は、新築マンションが約8,000万円、新築戸建てが約7,200万円、中古マンション・中古戸建て・新築小規模戸建てが約6,300万円。
新築マンションについては従業員1,000人以上企業の35~39歳カップルを除き、パワーカップルでも購入が厳しくなりつつある。新築戸建て・新築小規模戸建てについては、パワーカップルであればまだ余裕をもって購入できる。パワーカップル以外の世帯にとって東京23区の新築は、小規模戸建
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