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不動産担保評価にまつわる銀行事務の問題点と効率化

近年、働き方改革の推進によって、さまざまな業界で業務の見直しが進んでいます。

金融業界に属する銀行では、日常業務のオペレーションを自動化させたり、定型化された事務作業をAI活用で効率化を図ったりと、その波は徐々に広がりを見せています。業務を行う人が固定化される属人性の解消も課題の一つです。

銀行では、三大業務と呼ばれる『預金』『融資』『為替』が見直し対象として挙げられますが、具体的にどういった対策を講じればよいのでしょうか。今回は、融資業務に当たる“不動産担保評価”業務について、問題点と効率化方法について解説します。


もくじ[非表示]

  1. 1.不動産担保評価業務の問題点
    1. 1.1.①情報収集に労力がかかる
    2. 1.2.②結果が出るまでに時間がかかる
  2. 2.不動産担保評価業務の効率化方法
    1. 2.1.TAS-MAP(タスマップ)
    2. 2.2.ANALYSTAS(アナリスタ)
  3. 3.まとめ


不動産担保評価業務の問題点

銀行では、銀行口座を所有しているお客さまの預金管理からお金の貸し借りである融資業務までさまざまです。

なかでも、融資業務は不動産担保評価によって融資する金額が変わるため、慎重に業務にあたらなければなりません。ここでは、不動産担保評価業務に存在する問題点のうち、2つをご紹介します。


①情報収集に労力がかかる

不動産担保評価は、公的機関の公表している土地の評価額をはじめ、売買事例や用途地域の種類、登記情報など、評価に必要とされるさまざまな情報を事前に収集する必要があります。

また、融資を行ったあとの期中管理も負荷が大きい業務です。担保物件の洗い替え時には再び資料を収集し、価格や状況を調査、データを反映させるといった作業が発生します。

作業工程が多く複数の人員が関わるため、融資件数が累積するとさらに多大な労力が求められます。


②結果が出るまでに時間がかかる

不動産担保評価では、評価専門部署に調査・評価を依頼するケースが多いです。

調査の際は実際に現地に赴いたり、路線価や基準地価、実勢価格などの相場を調べたりするため、外部の不動産鑑定士に依頼することもあります。調査を終えて担保評価額を算出するまで、数日から数週間の時間がかかることも珍しくありません。

お客さまへスピーディな回答ができずにお待たせしてしまったり、相談を受けられなかったり、などの対応が続けば、顧客満足度が低下する可能性もあります。



不動産担保評価業務の効率化方法

不動産担保評価は、労力が大きく時間がかかる業務といえます。さらに専門知識も必要になるため、特定の人員に依頼が集中することもあるのではないでしょうか。

限られた人しか対応できないという属人性は、効率化を妨げる要素の一つです。属人性を解消して事務作業を効率化するためには、システムの活用も欠かせません。

株式会社タスでは、不動産担保評価業務を支援する2つのシステムを提供しています。


TAS-MAP(タスマップ)

TAS-MAP』は、簡単な操作で不動産評価を行えるシステムです。

全国の土地建物評価が最短3分、分譲マンションの価格査定は最短1分で行えるため、短時間での評価を実現します。国内最大級のデータベースに、三友システムアプレイザル社の保有しているデータや自社独自の全国空室率インデックスなどが加えられているため、より実情に即した不動産評価が可能です。

完全にシステム化されており、不動産評価の専門知識は必要ありません。属人性や恣意性を解消できるため、適正な不動産評価を効率よく実施できます。


ANALYSTAS(アナリスタ)

ANALYSTAS』は、統計解析を駆使した不動産分析が可能なサービスです。

独自開発した『TVR−タス空室率)』や不動産ビッグデータを用いたマーケット分析で、対象の担保物件を多角的に評価。融資リスクを見える化して与信管理の充実を実現します。

ダッシュボード版はGIS(Geographic Information System:地理情報システム)を活用した結果を視覚化でき、オープンデータとお客さまのデータを組み合わせた分析も可能です。エクスポートしたデータをフレキシブルに活用すれば、業務効率化も期待できます。



まとめ

銀行の融資業務のなかでも、担保評価に関わる事務作業は膨大です。

不動産の担保評価を例に挙げれば、公的機関のデータや売買事例のほか、さまざまな情報を収集・分析する必要があります。

「作業工程や関係する人員が多く工数が増えてしまう」「専門の部署や外部に依頼するため時間がかかる」などの問題を解決するためには、属人性や恣意性を解消して効率化を図ることが必須です。

株式会社タスでは、不動産評価システムの『TAS-MAP』と統計解析を駆使した不動産分析サービス『ANALYSTAS』をご提供しています。

不動産担保評価にお悩みの場合は、専門知識がなくても簡単に操作できるシステムやサービスを活用して、煩雑な担保評価業務を改善してみてはいかがでしょうか。

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