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BIツールってなに? - メリットと不動産業における活用シーン -

不動産業においてエリアマーケティングの観点からもマーケット分析や相関ある経済指標などのリアルタイムな情報は必要不可欠です。

しかし、データ量が膨大なうえに細分化しやすく、自社だけでは入手困難なデータも存在するなどの課題もあります。

この記事では、BIツールの目的・役割・メリット・注意点などに加えて、不動産業におけるBIツールの活用方法について解説します。


もくじ[非表示]

  1. 1.BIツールの目的と役割
  2. 2.BIツールを導入するメリット
    1. 2.1.容易なデータの収集・分析でレポート作成時間を短縮できる
    2. 2.2.各部署の現状把握がしやすい
    3. 2.3.問題や課題の早期発見・対応が可能になる
  3. 3.不動産業における主なBIツールの活用シーン
    1. 3.1.① システム連携での業務改善
    2. 3.2.② 業務内容に特化した指標の可視化
    3. 3.3.③ エリア戦略業務の効率化
    4. 3.4.④ レポート作成時間の短縮
  4. 4.BIツールを活用する際の注意点
  5. 5.まとめ


BIツールの目的と役割

BIツール(ビジネスインテリジェンスツール)とは、企業に蓄積しているデータの収集と分析ができるツールのことです。

迅速かつ高精度な意思決定をサポートするもので、経営や営業のマーケティング分析など幅広い目的で活用されています。

BIツールには、データの集約を一元化して人の手によるデータ整理や管理を代行する役割があります。また、専門的な知識がなくても直感的に利用できるようにつくられているツールが多く、導入および運用しやすいのが特徴です。



BIツールを導入するメリット

BIツールとはどのようなものか、企業に導入することで得られるメリットとともに解説します。


容易なデータの収集・分析でレポート作成時間を短縮できる

BIツールを活用することで、個別管理によって社内に分散していたデータの集約や分析を容易に行えるようになります。必要なデータがまとまっているため、レポートの作成時間を短縮することができるのも特徴です。


各部署の現状把握がしやすい

抽出・分析したデータをグラフや表で出力してくれるのもBIツールのメリットのひとつです。データを可視化することで、契約件数データをはじめとした現状の把握や部署間の情報共有が行いやすくなります。


問題や課題の早期発見・対応が可能になる

BIツールでは、リアルタイムで高度な分析が行えるため、問題や課題を迅速に発見できます。それらの問題や課題へスピーディに対応することにより、早期解決にもつながります。



不動産業における主なBIツールの活用シーン

さまざなメリットがあるBIツールですが、不動産業ではどのように活用できるのでしょうか。

ここでは、効果的な4つの活用シーンについて解説します。


① システム連携での業務改善

不動産マーケット分析などによって得られた結果を業務システムと連携することにより、業務の効率化を実現します。最適な解析方法を組み合わせることで分析時間の削減につながり、日々の業務改善が可能です。


② 業務内容に特化した指標の可視化

BIツールにより、業務に必要な分析結果をさまざまなコンテンツに可視化できます。取引仲介(売買・賃貸)や賃貸管理などの業務において、対象エリアのマーケット情報と当該物件の比較などができるダッシュボードは、企画戦略や意思決定のツールとしても活用できます。


③ エリア戦略業務の効率化

エリア戦略業務を効率化できることもBIツールの特徴です。GIS(地理情報システム)のコンテンツなどを駆使すれば、業務ターゲットのリストに留まらず地図俯瞰による新たな気付きを得ることができます。さまざまな指標を地図レイヤーとして展開して、各レイヤーを重ね合わせる方法はよく用いられています。


④ レポート作成時間の短縮

BIツールではさまざまな業務ファイル形式へのエクスポートなども可能です。BIツールで構築したダッシュボードから必要なコンテンツを反映し、社内や顧客へのレポートを短時間で作成することも可能です。


BIツールを活用する際の注意点

BIツールを効果的に活用する際には、注意しなければならない点もあります。

まず、収集し分析したデータを誰がどのように活用するのか、使用者や目的を明確にしておくことが重要です。目的が明確ではないまま導入すると、データを十分に生かせない可能性もあります。導入前には、“ 現在の問題点 ”や“ 何のために分析を行い何を改善するのか ”などをそれぞれを明確にします。一つひとつの目的を把握したうえでBIツールでの分析方法を検討しましょう。

また、そもそもデータがそろっていなければ分析を行うことができないため、BIツール導入前に必要なデータをそろえることも必要です。不動産業務においても同様です。物件情報はもちろんのこと、業務の目的によってはエリアのマーケット情報や関連ある経済指標なども求められます。

必要なデータをオープンデータから入手するのも業務スタンダードになってきており、経営やマーケティング分野だけにBIツールが利用される時代は終わりました。BIツールの特性を理解したうえで、不動産業務においても積極的に利用できるツールだと思います。



まとめ

BIツールを有効活用できれば、業務時間の短縮やコストの削減を見込めます。しかし、データ収集やダッシュボードの構築またその運用においては、自社で時間とコストを割けない事情も聞かれます。

株式会社タスでは、不動産業に特化したデータベースを多数保有しており、お客さまの課題やニーズに合わせた不動産分析ソリューション『ANALYSTAS』を提供しています。そのほか、不動産業に関するお悩みや質問なども受け付けています。

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