「ペット相談」賃貸物件が多いエリアランキング
賃貸物件であっても、ペットと一緒に暮らしたいと考えている人々は少なくないのではないでしょうか。
最近では賃貸物件においても「ペット共生住宅」というコンセプトで賃貸住宅を建築している不動産会社も増加しています。「ペット共生住宅」とは、ペットと生活する前提で設計された住宅のことです。共用部に洗い場を設置したり、傷つきにくい床材を使用したりするなど設備面だけでなく、居住者もペットへの一定の理解があるため、騒音や臭いなどのトラブルを回避できるメリットがあります。このようなコンセプトの賃貸住宅は今後も増加が見込まれます。
そこで今回は東京23区内においてペット相談できる賃貸物件の割合が大きいエリアをランキング形式で紹介していきたいと思います。
図1 東京23区内 「ペット相談」賃貸物件の割合
図2 東京23区内 「ペット相談」賃貸物件割合
図1は東京23区内でペット相談ができる賃貸住宅の割合をエリア別にランキング形式で示したもの、図2はランク別に地図で表したものです。
都心3区と台東区、墨田区、江東区でペット相談できる賃貸物件の割合が20%を超えています。一部割合が10%に満たないエリアも散見されますが、23区全体ではおおむね10%以上の物件が「ペット相談」となっています。
2023年2月27日公開のコラム「世田谷区の設備付帯割合」では、世田谷区の新築賃貸マンションの「ペット相談」の割合も上昇していることを明らかにしています。
少しずつではありますが賃貸住宅においても、ペットと暮らしやすい環境が作られているのではないでしょうか。
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